年齢は60~70代の年齢層15名をお客様として、ゆっくりと贅沢に時間を使い、沖縄ならではのおいしい料理や景色の素晴らしい場所などをテーマとして、2泊3日のプログラムを実施しました。
日時 | 内容 | 場所・概要 |
1日目 | ||
12:00 | 那覇空港 | 到着後、バスで移動 |
15:00 | 中南部の歴史 ・文化散策 |
○仲村渠樋川(なかんだかりひーじゃー) 沖縄本島南東部に位置し、透水性の高い琉球石灰岩の台地からは湧水が出る泉が多くあり、その湧水を引いて水を貯える施設を樋川(ヒージャー)といいます。 ○ニライカナイ橋 ○齋場御嶽(せいふぁうたき) 太平洋に面した海岸線の丘に、様々な形をした岩石群の景観が神々しい雰囲気をただよわせる森。御嶽内の敷石の下から、黄金の勾玉や青磁器などが出土し、それらが2001年6月に国の重要文化財に指定され、現在では世界遺産に登録されています。 ○中城城址 第二次大戦の戦禍をまぬがれ、県内でもっとも原型をとどめている城跡です。眺めがとてもよく、東に中城湾(太平洋)、西に東シナ海を望み勝連半島、知念半島、さらに周辺の洋上の島々までも見渡すことができます。 2000年12月に世界遺産へ登録されています。 |
18:30 | 夕食 | 「大木海産物」 本土では見られない沖縄の魚を、地元のおいしい調理のしかたで食べることができます。メニューを開くと知らない魚の名前が並びます。 |
・・・ | ホテルへ | 読谷村内ホテル |
2日目 | ||
7:00 | 定置網漁業体験 (定員12名) セリの見学(全員) |
大木海産物にでてくる魚は、この漁協から仕入れたもの、この定置網で取れたもの。夕食で出た魚の出所を、地元の海人(漁師)が漁に出かける船に一緒に乗って確かめます。セリの見学もして、海に関わる生活の世界を知ることができます。 |
11:00 | リーフトレイル | 海の中をのぞくアクティビティには、スノーケルやダイビングがありますが、シニアの方には少しハード。グラスボートでは実感するまでにはいかない。そこで干潮時間に合わせて、サンゴ礁の海を散策する「リーフトレイル」となるわけです。実際に、磯の生き物たちとふれながら、興味深い生態のお話をします。 |
13:30 | 昼食 | 「ギャラリー喜器」 オーナーの趣味で飾られている沖縄の陶器に囲まれながら、島の野菜を沢山使ったお料理をいただきます。 |
14:30 | 読谷村文化工芸ツアー | 文化の里 読谷村の座喜味城跡・やちむんの里などを、読谷在住の地域ガイドが案内します。平和の村づくりの話はとても興味深く聞かれます。 |
18:00 | 夕食 | 「読谷物語」 昔の豊かな家を想像させる外観のお店は、中に入っても素敵な雰囲気。読谷の焼き物にこだわった器、読谷の織物などでの内装、料理・泡盛を楽しむにはとても素晴らしいお店です。実は広告を打たないお店なんですよ、それでも毎日満員です。 |
・・・ | ホテルへ | 読谷村内ホテル |
3日目 | ||
9:30 | 沖縄海洋博記念公園 ・熱帯ドリームセンター ・沖縄美ら海水族館 |
「美ら海水族館」は観光客にとても人気ですが、シニアの方はあっという間に見学を終わられます。それよりも実はお花が好きな方が多い。そんなことから、「熱帯ドリームセンター」のほうに、訪れる時間をしっかりとることにしました。 |
13:00 | 昼食・万国津梁館見学 | ザ・ブセナテラス 「ラ・ティーダ」 最後は、海の広がる景色を見ながら、少しおしゃれなホテルのレストランで食事。沖縄サミットの時のいろいろなエピソードなんかも、みなさんにはとっても面白いようですよ。 |
16:00 | 那覇空港着 | 沖縄那覇空港から自宅へ |
「基地のある沖縄の環境を見てみよう」「島の自然環境を考えてみよう」をテーマに、企業の環境に対する取り組みについて沖縄を題材に考え、自然に還元できる活動も行う2泊3日プログラムをおこないました。
日時 | 内容 | 場所 |
1日目 | ||
11:00 | 那覇空港到着 | ・・・ |
11:00 | テーマ1「基地のある沖縄の環境を見よう」 普天間飛行場/嘉手納飛行場/読谷村役場/やちむんの里/座喜味城址/象のおり跡/チビチリガマなど 環境をテーマに考えるにあたり、沖縄では基地と生活が深く関わっていることから、まずはこの基地と関わる生活環境のことを考えてみます。 |
昼食場所 |
17:00 | 宿泊先到着 | 読谷村内ホテル |
18:30 | ウェルカムパーティー・夕食 サンゴレクチャー/現地スタッフとの交流・三線演奏 |
|
21:00 | 1日目プログラム終了 | |
2日目 | ||
8:30 | テーマ2「島の自然環境を考える学習プログラム」 海の自然体験:リーフトレイル(サンゴ礁の観察会) 環境活動:ビーチクリーンアップ 潮の引いた時間に合わせ海に出かけ、海の生き物を観察します。実際に生き物に触れ、海への親しみを持ってもらえたらと思います。自然の素晴らしさを知った後は全員でビーチ清掃を行います。綺麗といわれる沖縄の海にも、たくさんのゴミが海岸には打ちあがります。 |
読谷村宇座海岸 |
11:00 | エコバーベキューで昼食 ゴミを出さない食事方法を考えながら、バーベキューを楽しみます。 |
読谷村岬の駅 |
13:00 | 午後自由時間(夕食自由) オプショナルツアー1・・・島の自然に親しむ体験プログラム ダイビング/スノーケリング/シーカヤック/トレッキング/むら村咲きむらetc. |
読谷村周辺 |
夜 | 自由時間 オプショナルツアー2・・・島の自然に親しむ体験プログラム ナイトトレイル(夜の浜辺散策と南の星空観察) |
残波ビーチ |
3日目 | ||
・・・ | 終日自由時間(昼食自由) オプショナルツアー3・・・島の環境を見るガイドプログラム 湧水を巡る/美ら海水族館etc. |
・・・ |
16:00頃 | 那覇空港に各自集合 | ・・・ |
17:00頃 | 那覇空港発 | ・・・ |
沖縄の海や森の自然や文化・歴史を、連続した学習プログラムとしてじっくり学ぶ研修キャンプツアー事例です。ニーズによりキャンプテーマを設定します。
研修キャンプをより実のあるものとするために、以下のようなリサーチ計画をたて、リサーチのための事前学習をおこないました。
1.「海」「山」「人の生活」について、どのような「問題」が社会に起きているのか調べる。
2.それらを知るためには、どうしたら調べることができるかを考える。
3.これから訪れる沖縄の「海」「山」「人の生活」では、どんな問題がおこっているかを予想する。
4.得た情報、知識をまとめる
・現状把握
毎日、プログラム終了後にネイチャーワークスが提供するワークブックでその日のことを記録します。現状を把握するとともに、事前学習での予想と照らし合わせます。
・課題認識
研修キャンプ中にまとめたワークブックをもとに、最終日にワークショップを行います。そこで自分が予想した内容とあらためて照らし合わせるとともに、研修中に認識した課題をみんなで共有します。ワークショップの最後には、課題に対してどういう対応をしていけば良いのかをみんなで議論します。
午前 | 午後 | 夕方~夜 | |
1日目 | 沖縄到着 Arrival |
WorldWarⅡHistory & Culture Tour Move to Yomitan |
オリエンテーション BBQウェルカムパーティー |
2日目 | 亜熱帯森林トレッキング | マリンリサーチトレイル Marine Research Trail tour |
海の科学教育プログラム Marine Science Education program |
3日目 | スノーケリング教室 Snorkeling school |
体験ダイビング Scuba Diving experience course |
ナイトレクチャー Night lecture |
4日目 | 本島北部ツアー 瀬底島~美ら海水族館~備瀬集落~宿泊場所 |
三線体験 Sanshin making |
|
5日目 | 発表会準備 発表会 |
那覇散策 沖縄出発 departure |
・・・ |
※ 生き物が住んでいる「環境」を観察することで、自然で起こっている「問題」を把握する。
※ 「環境」をつくっている生き物たちについて、生物学的な観点から注意深く観察し興味を持つ。
※ 人の生活と自然とはどう関わっているかをもとに、人の生活に関わる「問題」を発見し、それらを解決する方法を考える。
※ 全プログラムを通して気がつく、私達の身の回りで起きている「問題」についてまとめ、それをどのように解決していくかを考える。
ダイビング認定カード取得コースを含む、サンゴ礁の海を中心とした大学生向けの環境を学ぶ5泊6日のメニュー。日本の社会構造の縮図ともいえる「沖縄」という地域と、その沖縄の象徴的自然環境である「海」を題材にして、その相関性をひもとくことから自然環境と社会活動の共生のありかたを探ります。
日時 | 内容 | 場所 |
1日目 | ||
11:00 | 那覇空港到着 | ・・・ |
12:00 | 昼食 | 那覇空港 |
13:00~ | ダイビング講習:学科1~5・テスト ダイビングはマリンレジャーを楽しむためではなく、海という環境をよく知るためのスキルとしてとらえて、身につける講習会をおこないます。 |
ショップにて |
18:30 | 宿泊先到着 | 北谷町 |
2~4日目 | ||
8:30~17:00 | ダイビング講習:プールで実技講習/途中昼食 | プール |
ダイビング講習:海洋実習1・2/途中昼食 | 海 | |
ダイビング講習:海洋実習3・4/途中昼食 | 海 | |
5日目 | ||
9:00~ | 赤土学習・・・土に親しむことから 沖縄の海を傷める最初の原因となった赤土についてどういうものか、泥団子を作り親しむところから理解を深めます。 |
クラブハウスにて |
11:00~ | フィールドワーク1:沖縄の現状を見る(基地と生活と海) やちむんの里 赤土も含めた沖縄の土を文化価値にかえる陶工家たちの技術を垣間見ます。 |
・・・ |
12:00 | 昼食 | ・・・ |
13:30~ | フィールドワーク1続き:沖縄の現状を見る(基地と生活と海) 普天間・嘉手納飛行場/比謝川流域ほか 環境をテーマに考えるにあたり、沖縄では基地と生活が深く関わっていることから、まずはこの基地と関わる生活環境のことを考えてみます。 |
・・・ |
18:00 | 宿泊研修施設到着 | 恩納村研修施設 |
19:00 | 夕食・BBQパーティー | |
6日目 | ||
9:00~ | フィールドワーク2:沖縄の現状を見る(海の環境) ビーチクリーンアップ・リーフトレイル(サンゴ礁の観察会) 海の環境を実感するためのクリーンアップと、潮間帯の生態系理解のプログラムをおこないます。 |
恩納村海岸 |
12:30 | 昼食 | 弁当手配 |
14:00~ | ワークショップ1:海を科学的に理解する 海の科学教育プログラム「砂浜」 海の環境のいろいろな側面を、海を構成する要素(ここでは砂浜)を科学探求するプログラムMARE(Marine Activities Resources & Education)を通して理解を深めます。 |
宿泊先研修室 |
16:30~ | 講義1:沖縄の地域特性・問題を把握する 島嶼性・気候・歴史文化の変遷・基地・経済・雇用・教育・環境 沖縄という場所は日本の縮図であり、この地域背景を理解することが学生たちの視野を広げた考え方ができる機会となるようです。 |
宿泊先研修室 |
19:30 | 夕食 | 宿泊先 |
7日目 | ||
9:00~ | ワークショップ2:海を科学的に理解する 海の科学教育プログラム「海流」 |
宿泊先研修室 |
11:00~ | フィールドワーク3:沖縄の現状を見る(静脈産業) ごみを追いかけろ!/途中昼食 島が直面するごみ問題をとらえるため、ごみ処理場の見学をします。自分たちが排出するごみがどうなるかを見ることでの、生活活動を考えます。 |
ゴミ処理施設ほか |
19:30 | 夕食 | ・・・ |
8日目 | ||
9:00~ | ワークショップ3:海と自然環境と自分たちの暮らしをどうする? この合宿のまとめとして、自分たちがどういう生活スタイルをとることが望まれるのか、具体的な取り組みを考える。 |
宿泊先研修室 |
12:00 | 終了式 |
ツアーのコンセプトは「サンゴ礁と人との関わりを考える」ことにあります。レクチャーではなく、様々な体験プログラムを通じて、サンゴを知り、サンゴ礁が置かれている現状を見つめ、その役割と価値に気づき、自然と私たち人の暮らしとの関わりについて考えるという、スタディツアー的な要素を盛り込んでおります。ただし、ツアー中は参加者のみなさまに楽しみながらサンゴ礁の理解を深めて頂けるよう、離れ小島でのスノーケリングやランチ、サンゴ礁の恵みである地元海産物を堪能して頂く懇親会などの「楽しみ」の要素も含んでおります。
ご紹介しますモデルプランでは、既存のスキューバダイビング・スノーケリングツアーではほとんど行くことがないフィールドや、体験することが難しいサンゴ礁の調査体験などのプログラムをご用意しております。
参加者自身の眼で見て、感じるからこそ湧き上がる発見と感動のプログラムをぜひご検討ください。
沖縄本島有数のダイビングポイント「砂辺」において、「砂辺のサンゴを見守る会」が取り組んでいるサンゴの定点観測を体験します。参加者は「調査スタッフ」となり、観測対象となっているサンゴを観察し、写真撮影の記録作業などをおこないます。市街地に隣接した環境にあるサンゴ礁の海をサンゴの様子から紐解くプログラムです。
サンゴの天敵として悪名をとどろかせてしまっているオニヒトデ。オニヒトデやレイシガイダマシの駆除作業のサポート体験を通して、なぜオニヒトデを駆除しなければならないのか、オニヒトデの大量発生の原因はどこにあるのか?などを考えるプログラムです。本当に悪いのはオニヒトデなのでしょうか!?
米軍基地の移設計画によって、埋め立てが進められようとしているこの海には、今もジュゴンが暮らし、美しい海草藻場やサンゴの群落をはじめとした豊な自然が残されています。陸と海の開発が問題となっている海を、実際に参加者自身の目で確認しながら、生態系の多様性とその価値について理解を深めるプログラムです。
県内最大の干潟である泡瀬干潟。現在、リゾート開発をはじめとした地域振興計画にもとづいた埋め立て工事が進められています。こうした状況においても、干潟の生き物達は今もなお、しっかりと自然のいとなみを繰り返しています。干潟を歩き、珍しい動植物とのふれあいを通して、干潟の不思議な力や魅力を感じるプログラムです。
【2泊3日でのモデルプラン】
日時 | プログラム内容 | 場所 | |
1日目 | 11:00 13:00 15:00 19:00 |
那覇空港到着 サンゴを知ろう! サンゴの定点観測調査【スノーケリングまたはダイビング】 サンゴを守ろう!オニヒトデ駆除サポート【スノーケリングまたはダイビング】 プログラム終了・・・ご宿泊のホテルへ |
砂辺 (北谷町) |
2日目 | 09:00 11:00 14:00 18:00 21:00 |
ジュゴンの海を知る!大浦湾大草原スノーケル(サンゴの群落・海草藻場観察) 離れ小島(無人島)に上陸してランチタイム! 「ジュゴンの見える丘」から大浦湾を一望 ジュゴンに会えるかな? 懇親会 サンゴ礁の恵み~地元のおいしい海の幸を堪能しましょう! プログラム終了・・・ご宿泊のホテルへ |
大浦湾 (名護市) |
3日目 | 10:00 13:00 15:00 17:00 |
干潟の不思議を知る! 泡瀬干潟ウォーキング(生き物観察)~昼食 勝連城跡最上部から泡瀬干潟を望む! 干潟は今どうなってるの?! ワークショップ(プログラムのふりかえり) プログラム終了・・・那覇空港へ |
泡瀬干潟 (沖縄市) 勝連城跡 (うるま市) |